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デグチエステートの佐藤です。4月2日のブログの続きです。15年前の話です。
夜の9時すぎに、分譲住宅の建築中の隣の家の御主人Aさん(当時38歳)から
私の自宅の近所にあるスーパーの駐車場に呼び出されてからの話です。
Aさんは自分の車から降りると、「立ち話もなんだから、俺の馴染みの店に行こう。」
と言い、歩いて5分くらいの小さな飲み屋に行く事になりました。
私は電話のやり取りから、ケンカになると思っていました。
それなのにAさんの馴染みの店では、完全にアウェイ状態になると思いましたが、
ここは私の地元なのだから思い、その飲み屋へ一緒に入りました。
Aさんはなぜかビールを頼んで私と軽く乾杯してから、飲み屋のママに、私の会社
がAさんの敷地内にある電柱を勝手に使っていると、説明し始めました。
それを聞いたママがあっさりと「電柱は電力会社のものだから別に問題ないわよ。」
と言ったのです。
そうしたらAさんが「そうかー、そうだったのかー」と、またあっさりと納得してしま
ったのです。
私は心の中で「バカヤローそんな事は以前にも説明したじゃないか!ママが言った
らすぐ納得するのかー!」と思いながらも、にっこりと笑いかけながらAさんに「解って
いただけましたね!」と確認しました。
この1分間の会話ですべてが解決してしまいました。
その後Aさんはなぜか酔っ払ってごきげんになり、色々と話をしている内に私と同じ
小中学校の出身で、私の兄と小学校4・5・6年時は同じクラスだった事が判明しま
した。(兄とは特別に親しい訳ではなかったと思います。)
私の家の場所を説明してもすぐ解る訳です。
別れ際にAさんから聞いた話ですが、私と電話で口論してから、Aさんが私と会う為
に車に乗ろうとしたら、Aさんの奥さんから「絶対にケンカなんかしないでよ!!」と釘
をさされたそうです。
結局Aさんに振り回されただけで、なんであんなに因縁をつけられたのか、今でも
よくわかりません。
しかし飲み屋でおごってもらってから後は何も言われなくなり、Aさんと再び会う事
はありませんでした。
*写真は本文と関係はありません。