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こんにちは!伊豆高原店の金子です
昨年の冬に伊豆高原店の観賞用としてポインセチアを購入しました。
てっきり寒さに強い植物かと思っていたら、原産は熱帯地域だそうです。
人生初の冬越し、切り戻し、45日間の短日処理を経て
真っ赤なポンセチア、出来ました!
真っ赤な葉は、短日処理(暗い時間>明るい時間を人工的に作る処理)によって
「真っ赤になれー!」という変更指令が葉に伝わることで出来るそうです。
この指令は既に大きくなってしまった緑の葉には伝わりませんが、
新たに出来る葉・大きくなる途中の緑の葉には伝わるようです。
大きくなる途中の葉は赤と緑の混じった葉になりました。
短日処理を行うと、ポインセチアは蕾をつけるそうです。
赤い葉は、厳密には普通の葉ではなく、その蕾を守っていた葉(苞)なんだとか。
そのため「何のために紅葉するのか」という理由は、イチョウやカエデとは
ちょっと違うかもしれません。
ひょっとしたら、花の位置を虫に教えるために赤くなったのかもしれない…
でも熱帯産とはいえ、日が短くなる頃に出てくる虫って!?
そもそも原産地ではどんな生き方しているの!?
などなど疑問はつきません。
植物はまだまだ奥が深いようです。