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新築事業部 小野です。
私は、新築担当ですがちょっとリフォームのお話をしようと思います。
と言うのも先月、自宅の雨どいの交換と、外壁塗装を行いました。そこで気づいたことを少しお話させていただきます。
工事自体は、それほど難しいものではありませんが、建物の大きさを営業担当に聞かれた時に答えられず、設計士として恥ずかしい思いをした。
確認申請書を見ればわかるからと、母に尋ねたところ、「ないけど」と言う返事。
業務で確認申請書を作成している身としては、「何で?」と言う気持ちに。
私が高校生のころ建て替えた我が家、父の知り合いの設計士に設計してもらった記憶がありましたので、もう一度探してもらったところ。
出て来ました、申請書の表書きだけ、それもコピー。
図面がありません。
皆さん、確認申請書ちゃんと保管してありますか?
確認申請書、家の出生証明書みたいなものです。
誰が設計して、どこが建てたか、どんな構造、間取りなのか、大きさもちゃんと書いてあります。
もちろん、いつ完成したのかも。
リフォームや増築、減築、売買の時ぐらいしか用はありませんが、しまい込んでしまわず、わかるところに保管しておいてください。
また、気になって探した方はぜひ確認していただきたい事があります。
構造と、完工日です。
昭和56年5月31日以前の木造住宅(新耐震基準施行前の建物)耐力壁が足りない恐れがあります。
平成12年5月31日以前の木造住宅で大開口の部屋などがある建物。耐力壁の配置のバランスが悪い場合があります。
すべての建物で該当するわけではありませんが、転ばぬ先の杖、気になりましたら、お気軽にご相談ください。