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ご存知でしたか?
トイレで流される水の量は、ご家庭で使用する水の約30%とと最も多くお風呂で使う水の量よりも多いという事を……。
トイレは1日1人平均7~8回は使用します。1回分の使用量はたいした事はないのですが、やはりちりも積もれば山となります。
トイレの節水技術はトイレのタンクレス化によって更に進化いたしました。タンクレストイレは水道と直接つなぐ構造の為、少ない水量でもきれいに流せるような仕組みが必要でした。
そこで考案されたのが渦巻状に水を流す方法でした。
これにより水が少なくても大きな洗浄力を生み、きれいに流せるようになったのです。
★★★★★ トイレの変化と1回に使う水の量 ★★★★★
1960年以前
汲み取り式の和式トイレが主流で下水道もまだ普及していませんでした。
1960年
水洗和式トイレが徐々に普及してきました。
天井近くにタンクのあるハイタンク式が主流でした。
【使用する水の量:16~20リットル】
1970年
洋式便器が和式便器を上回り洋式水洗トイレが普及してきました。
タンクの位置もハイタンク式からロータンク式へと変化してきました。
【使用する水の量:13リットルタイプが登場】
1980年
水洗トイレの普及率が30%を超え、温水洗浄便座が大ヒットしました。
1990年
水洗トイレの普及率が70%を超え、洗浄用タンクの無いタンクレストイレが登場しました。
【使用する水の量:8リットルタイプが登場】
2000年
水洗トイレの普及率が80%を超え、自動洗浄や自動開閉、自動昇降などの機能の多様化が進みました。
【使用する水の量:5リットルタイプが登場】
現在は3.8リットルで洗浄できるタイプもあり、13リットルタイプのものと比べると年間使用便器洗浄水量で56,575リットルの節水、240リットルのお風呂の浴槽235杯分となり水道料金も年間で約14,900円お得な計算になります。
タンクレストイレを設置する上で気をつけていただきたい事ですが、構造的に水道管に直接つないで水を流す仕組みの為、水道の水圧が弱い所つまり高台に立つ家や3階以上の場所、集合住宅などでは事前に水圧や水道管の太さをチェックしておく必要があります。そのような場合は水圧を補う為専用のブースターをオプションで設置することも出来ます。
コンパクトですっきりしたデザインのタンクレストイレですが、色や形、性能も様々です、ご希望に合ったものを弊社スタッフがご案内いたしますので、お気軽にくじら館ショールームに起こし下さい。
【平成24年8月27日更新】