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エコキュートは、空気(二酸化炭素)を圧縮する事で発熱させその熱でお湯を沸かします。
電気で直接お湯を温めるのではなく、わざわざ空気の熱を利用する必要があるのでしょうか?
【ヒートポンプ技術はエネルギー効率を数倍にまで高める】
そもそも熱を作るという場合、1単位のエネルギーで得られる熱量というものが決まっています。
1wの電力は0.86kcal/hの熱量を生み出します。
これが理論値です。
つまり、どんなに技術が進歩したとしても、1wの電力を直接お湯にするという場合、0.86kcal/h以上の熱量を作ることはできません。
しかし、ヒートポンプ方式による給湯システムでは、電気の力でお湯を沸かすのではなく、空気の熱を圧縮して熱量を生み出す仕組みですので、電気→熱という図式ではないのです。
そのため、1wの電力(電気)を直接熱に変えるよりも数倍ものエネルギー効率を達成することができるのです。
このエネルギー効率のことを「COP(成績係数)」とよび、最新のエコキュートのCOPは4倍以上のものも多くなっています。
COPが4倍ということは、お湯を作る能力に対して消費する電力が1/4で済むということになり、電気を直接熱にするよりも4倍も効率的といえるのです。
参考:COPとは
※COPは理想値です。エコキュートの場合、外気の熱を使いますので、外気温度が著しく低温の場合はCOPは下落します。
しかし、近年のエコキュートには寒冷地仕様のものもあります。寒冷地でエコキュートを利用する場合でもCOPが3~4倍を維持するものも販売されています。
エコキュートに関する詳細はスタッフがご説明いたします。
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【平成24年9月21日更新】