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こんにちは。事務の田中です。今朝の富士山には雪が積もっていましたね
風にのって金木犀が香ってきたり日常生活の中でも少しずつ季節が変わっているのを感じます。朝晩と日中の気温差で体調を崩しやすかったりするので、皆さんも気をつけて下さいね。
先日、仕事後に地元のかりがね祭りに行って来ました。
かりがね祭りとは、日本三大急流の1つとして有名な富士川ですが、江戸時代までは氾濫を繰り返す暴れ川で、そのたびに多くの人や畑が被害にあいました。
その富士川に巨大な堤防である「雁堤(かりがねつつみ)」を構築した古郡親子三代の偉業と、堤防構築の安全を祈るために人柱となった僧への感謝の心を忘れず、築堤や氾濫での犠牲者を弔おうというお祭りです。地域に関連する各種団体の協力を得て準備を行い、昼の部ではステージ部門を中心として地元の各種団体の出演、夜の部では投松明をメインに終演には多数の花火の打ち上げを行っています。
投松明は富士川船運(たて流し)が航行されて以来、富士川で犠牲になった人々の霊を供養するための盆行事の送り火として富士川流域各地で開催されており、岩松地区においては水神区にて行われていました。一時途絶えていたのですが、水神区の手によるアトラクションとしてかりがね祭りに取り入れられ、以来祭りの風物詩となって見物者を魅了し、その壮大さには圧倒されます。
私が到着したのは7時少し前。1本目の投げ松明に火が点き、ちょうど崩れ落ちるところでした。
既に芝生にはシートを敷いている人、土手の上にも椅子を持参し見学している人、随分と賑わっていました。
私は土手の上から見学していましたが、火が点くと観客から拍手と歓声が!
崩れ落ちる時には、かなり離れた距離にいても熱さを感じるほど
2本目、3本目の投松明が終わった後は、打ち上げ花火。
多少首は痛かったですが(笑)ほぼ真下という好位置で見ていたので、空から花火が降ってくるような感覚でした。写真では迫力が伝わらないのが残念です
雁堤にいた時間は1時間ほどでしたが、数年ぶりに足を運んで良かったと思いました。お祭りの準備に携わった方、そして水神地区の方お疲れさまでした