News blog
新築の家を建設中、雨が降っても大丈夫でしょうか?
結論から言うと在来工法の場合は雨にぬれても外部が塞がるまでに乾燥期間(晴天時)があれば、特に大きな問題はありません。
木材が商品になるまでの過程は、山から切り出した木を(生木状態)を、外部に放置して「雨でぬれては天日で乾かす」といった
自然乾燥を繰り返して、含水率(木材が水分含んでいる量)30%前後にして加工、出荷されます。
この状態になると、多少の雨にぬれても表面だけで内部の含水率は増えません。
表面が天日で乾燥すれば問題ないのです。化粧板は養生をして濡らさない努力が必要です。
上棟の日に雨でも、その後晴れて自然に乾けば問題はないでしょう。
集成材に関しても、乾燥材を使って製造するので同じことが言えます。
また、合板に関しても、水で濡れるとソリますので、極力濡らさないほうが良いです。
そういった意味でシートをかけたほうが良いと思います。
平成25年2月28日更新