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冬眠から覚めはじめました。

2015.05.16

おはようございます。伊豆高原店の佐々木です。

4月も終わり、やっと暖かさが続き、天候も落ち着いて来ました。

そろそろ冬眠していた趣味を覚ませるタイミングかと…

1月~4月までは趣味を封印しておりました。それは、私の趣味が寒いとやる気を
失うものばかりだからです。 サーキット走行に釣り… どれも寒いと面白く
ありません。


冬眠中に寒い時期でも楽しめるものはないかと、考えたりネットサーフィンして
みたり、いろいろな方法で自分の好きな分野で新しい趣味を探してみました。

すると、ありました! 以前から気なっていたもの…

これです!!!!!!

サベージ220F ボルトアクション ハーフライフルショットガン口径20番です!
もちろん、本物の銃です。 散弾銃であるショットガンでありながら
弾の命中精度を上げる、ライフリングという筒の中に螺旋状の溝を切る施工が
半分までされています。
筒全部にライフリングをしてしまうと、ショットガンではなく、ライフルになり
散弾銃の資格取得後、10年の経験がないと日本では所持できません。
散弾銃でも所持できるまでには、大変な審査があるのですが…

もともと、鹿肉・鴨肉・猪肉が大好きな私は、行きつけの居酒屋さんなどで
旬な食材の中で、上記のお肉を使った料理があると必ず頼みます。
鹿のレバー刺しとか、鴨の焼き鳥、猪鍋…  
考えるだけで、お腹がなってしまいます。 

しかし、流通が少ない為お値段が高い!!!
お手軽に食べられるものではありません。

で、あれば自分で狩ってしまおうという魂胆です。
猟が盛んな北海道では、鹿肉を冷蔵庫に常備しているお宅も少なくは
ないんです。←自分の感覚なので、間違っていたらごめんない!

最近では、狩猟を行う人が減り、全国の猟友会メンバーも少なくなって
いるそうです。 関東では少ないと思いますが、田舎では鹿・猪など
時に有害とされることがあり、定期的に駆除を行い、食物連鎖のバランスを
コントロールしないと被害合う方々がいらっしゃいます。


猪による被害


鹿による被害

食物連鎖のコントロールなんて、人が勝手な解釈で行うものであって
それが地球規模で考えた時に本当に正解なのか… は正直分かりませんっ!!
イルカや鯨を捕まえる漁師もいれば、鹿や猪を捕まえる猟師もいます。
それに反対する動物愛護団体やシーシェパードのような団体もあります。
この話は終わりがないので、この辺にさせて頂きます。

私は、美味しいものを食べたいので、釣りをし、狩猟を行いたいのです!!
そして、美味しい食材を的確に調理できる技術も学んでいます。

世の中には料理が上手な人はたくさんいます。料理番組に出演し、技術を
人に教える人、一般的に料理が上手な人。
しかし、殆ど方は調理に特化している方々ばかりです。

本当に美味しい料理を作るとは、料理だけの知識だけではダメなのだと
私は考えます。
良い新鮮な食材を選び、的確な調理を行うこと…  このプロセスを
多くの方々は行いますが、もう一つ大切な課程があります。

それは 『絞める』 という技術ですね。
釣りをする方なら、絞めることの重要性は分かるかと思います。
釣った魚は、心臓を動かした状態で、血抜きを行い、魚の身へ
血が回らないようにします。
これをするだけでも、身の臭み・色・食感は天と地の差がでます。
さらに、魚は釣られ死ぬと体温が高くなり、自らの身を焼いてしまいます。


身が焼けて、身が割れてしまっている状況。

これを防ぐ為に、血抜きをした後に『神経絞め』をします。
魚の眉間にある空洞部分から骨に反って、細い針金のようなものを差込み
脊髄の髄液を抜きます。温度上げたり、腐食する原因の指令伝達を断ち切る
のが目的ですね。中でも体温の上昇が早い魚は『鯖』です。
痛みが早いことで有名な魚ですね。アミノ酸がぁ~ とか 旨味成分がぁ~
という説明をすると長くなってしまうので、今回は簡単な説明にします。

これをして始めて、美味しい魚になります。
これほど手間を掛けられるのは、釣り人の特権ですね。スーパーでは
手に入れることは難しいと思います。

良く海岸沿いの観光地に来た方が、新鮮な魚が食べたいと言って
お寿司屋さんに入ることがあると思います。
寿司ネタにもよりますが、新鮮な魚は刺身で食べるとフレッシュ感が
あり、それが美味しいのですが、新鮮な身はお寿司には向いていません。

魚は寝かした方が美味しいということを聞いたことがあると思います。
新鮮な刺身は、フレッシュ感があり美味しいのも事実ですが、
フレッシュだと醤油が乗らないのです。

寿司は酢飯・魚・醤油の3つがないと成立しません。塩や酢などの
味付けで食べるお寿司もありますが、それは今は置いておいて。

寝かした刺身は、しっかりと醤油が付きます。廻らないお寿司屋さんなどで
初めから板前さんが刷毛でネタに醤油を薄く塗って出すお店がありますよね?
あれができるのは、寝かした魚だからです。

これと同様に食材には全て適切な『絞め』があります。絞め方も
また多種にあります。そして適切な『狩り』もあります。
いかに食材にストレスを与えないか… 奥が深いですね。

かなり趣味の話から脱線してしまいましたが、続きは次回のブログで!!





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