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今頃になって、“アメリカンスナイパー”を読みました。
‘クリント・イーストウッドが監督をして話題になった映画の原作で、
イラク戦争に従軍し、アメリカ軍史上最も多くの敵を射殺した
クリス・カイルという人の自伝です。
‘“シール”という特殊部隊の訓練の模様や、戦地での兵士の壮絶な戦いの様子が
実話とは思えない迫力で語られています。
‘興味深かったのは、作者にとっての生きる上での優先順位が
一番に“神” 二番が“国家” 三番が“家族”、
そしてどこにも”自分”が無いのです。
無宗教の私にとっては非常に不思議な感覚でした。
‘それでも作者の人間臭さが直に伝わってくる興味深い作品です。
‘最近「面白い」という本に出合えていなかったので、いい刺激になりました。
普段あまり本を読まないという方にもお勧めかもしれません。
デグチエステートの宮崎でした。