2012年７月１日から再生可能エネルギーの固定買取制度がスタートしております。

この法律は、再生可能エネルギー源（太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス）を用いて発電された電気を、一定の期間・価格で電気事業者が買い取ることを義務付けるものです。

我々に一番関係すると思われるのが、主に太陽光発電になりますが、この制度では家庭用の太陽光発電システム（10kw未満）は、従来どおりに余剰電力の買取で、10年間、42円/kwhで買取って貰えます。

また10ｋＷ以上は全量買取してもらえます。
20年間、42円/kwhで買取って貰えるという制度です。

使う（買う）電気代よりも高い料金設定で買取ってもらえる為、電気代の節約になるばかりか、プラスアルファの収入となりますので、太陽光発電に今設備投資しても将来的にはその設備代が回収出来そうです。

例えば、10kWの太陽光発電システムを設置した場合、年間予想発電量は約1万kWhとなるので、単純計算で年間42万円の買取りが見込め、20年間での買取総額は約840万円となります。

ここ数年で、太陽光モジュールの価格下落や工期を短縮できる設置架台の開発などにより、初期費用が1kWあたり40万～50万円程度で設置できる事例も出てきました。したがって、10kWの設置の場合400万～500万円の初期費用となり、340万～440万円が単純に利益と計算できます。地代家賃やメンテナンスコストを控除しても十分に利益を確保することができると予想されるのです。

日本のエネルギー自給率は僅かに４％なのだそうです。昨年の震災以来原発に反対する声をたくさん聞きます、もちろん原発には反対です。ですがこのまま電気を今までと同じようにたくさん使い続けるのであれば、現実的に原発を使わざるを得なくなります。石油等の化石燃料はもうじき無くなってしまうからです。

これからの私達に出来る事は、節電する事と創電する事で今の生活レベルを出来るだけ維持しながら快適な暮らしが出来るように努力していく事ではないでしょうか？
小さなところでは電球をLEDに変えたり、大きなところでは太陽光発電を設置して自分の家庭で使う電気は自分で創るようにしていく事が、日本全体のエネルギー問題の解決に繋がる事になると思います。もちろんCO2も減少しますし、なんといっても家計にやさしい！

今、再生可能エネルギーの固定買取制度がスタートした事で、太陽光発電のメリットが明確になり、設置後の収支の予想が出来るようになったので、太陽光発電を家庭に導入するのには一番良い機会だと思います。

国や市からの補助金とあわせ静岡県では１kwあたり2.5万円上限10万円の補助金があります。
（詳細に付きましては弊社営業スタッフにお問い合わせ下さい。）

電気の使用量は夏も多いですが冬もまた多いそうです。
今から冬に向けて、というより、将来の20年を見据えて太陽光発電をご検討されてはいかがでしょうか？
設置にあたっての金額やご不明な点に関しましては弊社スタッフが詳しくご説明させていただきます。
是非お気軽にお問い合わせ下さい。
【平成24年8月11日更新】