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最近の便器は汚れがつきにくく、便器のフチの裏が拭きやすい形になっています。以前のタイプは便器周囲のフチに開いている穴から水を下に流すタイプでしたので、よく便器の中に縦じま模様の汚れが残ったりしていました。
また便器の裏のフチの部分は見えにくいところになってしまう為、汚れが溜まりやすくブラシを使ってもこびりついた汚れが取りにくいところでした。最近のタイプは渦状の水流が便器の内部を旋回しながら清掃するように水が流れる構造になっています。このおかげで便器のフチを無くしたり、拭きやすい形の便器にすることが出来るようになりました。
今までのタイプは便座とタンクの間に隙間があり、この隙間に汚れが溜まりやすく掃除もしにくかったのですが、最新型のものはこの隙間を無くした設計になっており、隙間にゴミや汚れが溜まらない形になっていますのでお掃除が楽です。
最近のトイレはそれに加え表面に汚れが付きにくい表面加工をしてあります。便器の素材は陶器で出来ているのですが、表面の凸凹を百万分の一ミリのレベルまでツルツルにする技術が開発され汚れの粒子が滑り落ちてしまう為、便器表面が汚れにくくなりました。
渦状の水流のおかげできれいに流せる事が出来るようになったので、以前よりも水量が少なくて済み、節水にもなります。15年以上前のトイレは大便1回に13リットルもの水を使います、最近のトイレは節水技術も進み6リットル以下が主流となっています。家族の多い家庭では便器の交換だけで月約124リットル年間1万2千円以上の水道代の節約につながる場合もあるのです。
「給水栓を絞る」「数回まとめて流す」「風呂の残り湯を使う」「タンクにペットボトルやレンガを入れる」「なるべく家の外で用を足す」などと色々な知恵がありますが、設計どおりの水量が流れない場合などは配管の詰まりやタンクの破損などの原因になる事があります、工夫をする事は大事ですが一度最新式のトイレもご検討してみてはいかがでしょうか?
タンク付トイレ他、コンパクトですっきりしたデザインのタンクレストイレ等、色や形・性能も様々です、ご希望に合ったものを弊社スタッフがご案内いたしますので、お気軽にくじら館ショールームに起こし下さい。
【平成24年8月26日更新】