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チラシ等で土地や建物を探す時、必ず出てくるこの用語、皆さんご存知ですか?
自分が買った土地だから、どんな風に家を建ててもいいのでは?
と言う訳にはいかないのです。
敷地面積に対して、家を建てていい面積は決まっています。
どんな土地でも、その面積に対して建築面積は決められているのです。
【建ぺい率】とは敷地面積に対する建築面積の割合
建築物の敷地面積に対する建築面積の割合を建ぺい率といいます。
防火や避難経路、通風、採光などを確保するために、用途地域の種別に応じて、建ぺい率の限度が定められています。
建築する建物の建ぺい率は、定められた「建ぺい率の上限」を超えてはいけません。
計算方法:建ぺい率=建物面積÷敷地面積
例えば建ぺい率が50%の地域では、100m2の土地に1階あたりの床面積50m2までの家を建てることが可能です。
【容積率】とは敷地面積に対する建物延床面積の割合
敷地面積に対する延床面積(各階の床面積の合計)の割合を容積率といいます。
敷地に対して、どれだけの延床面積の建物が建てられるかを示すものです。
計算方法:容積率=建物延床面積÷敷地面積
※また建築する建物の容積率は、用途地域または前面道路の幅によって定められた「容積率の上限」を超えてはいけません。
※前面道路が12m未満の場合、その道路の幅によって以下のように規制されます。
▼住居地域では…
前面道路の幅員のメートル数×0.4 が、容積率の上限となります。
▼その他の地域では…
前面道路の幅員のメートル数×0.6 が、容積率の上限となります。
【平成24年9月25日更新】