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最近、リノベーションという言葉をよく耳にします。
建物の広告でもこの言葉が使われていますし、不動産会社や建設会社の部門名称に使用されることも珍しくなくなってきました。
「リノベーションとは何?」と思う人が多いのではないでしょうか。
簡単にご説明いたしますと、リフォームとは、老朽化した建物を初期の性能に戻すことを言い、クロスの張り替え等の小規模な工事を意味します。
それに対して リノベーションとは、補修工事するところまでは同じです。
リフォームとの大きな違いは、建物の持つ初期の性能以上の新たな付加価値を付け加え再生させることであり、スケルトン状態(躯体まるだし)から、水廻りの移動・配管工事・間仕切り変更・構造補強・外壁の模様替え・建物用途の変更(コンバージョン)等のことをさします。
つまり時間の経過とともに古くなり,新しいニーズや業務スタイルに対応ができなくなった既存の建物や設備を,時代に合った用途や機能を持たせるために改修し,建物,設備の価値や魅力を再び高めることがリノベーションであります、工事の規模も大きくなります。
リニューアルやリフォームは、建物を時代に合うよう新しく改修し設備を更新することを意味しますが、リノベーションは、新しい概念による建物の再構築、建物価値を高める、建物性能の向上といったことに重点を置いていることが前者との違いです。
【平成24年10月13日更新】