家を建ててから４０年近く経ち、掃き出しサッシのレールが磨耗、変形して動きが悪くなり、サッシの交換を希望されたI様。通常、サッシを交換する場合、外壁からフレームを取外すため外壁の補修が必要で、工期も掛かります。
そこで今回、カバー工法を提案しました。カバー工法は外壁と既設のフレームはそのまま残し、内側に一回り小さい窓を取り付ける工法です。
最初に、既設のフレームの内側に新規のフレームをはめ込みます。新しい窓を取り付け、室内側、室外側ともに既設のフレームが隠れるようにモールを取り付けて施工完了です。今回、約４時間で完成しました。
下部のモールが15㎜ほど上がったので掃き出しサッシではなくなってしまいましたが、ペアガラスにしたので断熱性が向上し、結露の軽減も期待できるのでこれから段々寒くなってくるとサッシを交換してよかったと実感して頂けると思います。