屋内階段の部分に車椅子でも上り下りが出来るように
スロープを造作致しました。
構造は木で構成し、側面の仕上げ材は既存の天然石のホワイトマーブル柄に合う質感とカラーのマテリアルを選択し、
コストを極力抑えるために天然石ではなく、
フロアータイル仕様と致しました。
スロープの上面部分は、
人が歩く際または車椅子のタイヤが滑らないよう
サンゲツの防滑タイプの塩ビシート仕様と致しました。

基本的には常置するものではありますが、
必要に応じて脱着が出来るよう床への固定はしておりません。
　　
また、運搬時に運びやすくする為の工夫として
2分割になるよう切れ目が入っており、
軽量な状態での運搬が可能となっております。
反対に設置時には分割しているパーツ2つを
しっかりと固定できるように、ワンタッチで固定ができる工夫をしております。
社屋内の雰囲気に合わせ、上品な空間に合い、また温かみのある仕上げとなりました。